令和元年11月1日（金）、東京都千代田区の日本工業倶楽部で第15回 キッチン・バスの日「台所・お風呂の川柳」（主催：キッチン・バス工業会）の表彰式が行われました。
先般お知らせしました通り、ＧＫＰはこの川柳大会に協賛し、下水道と暮らしの関係性を想起させる作品に贈る「排水思源－下水道賞」を創設しました。
今回、開催窓口に寄せられた作品の総数は16万1,823句（うち、下水道展1,416句）。その中から、キッチン・バス大賞をはじめとする23の句が表彰されました。
排水思源－下水道賞には、ふうたん（ペンネーム）様の作品「風呂付じゃあ 無いから止めた 月旅行」を選出させていただきました。この句は、最近話題になっている「月旅行」をモチーフに、水が豊かにめぐる地球の暮らしの有難味をユーモラスに表現されており、本賞の狙いに合致するものとして評価させていただきました。
ふうたんさんは、「日ごろから下水道に油を流さないよう、気を配って暮らしています」とのこと。「地球も、月も、汚したくありません。私にとって、月は温泉につかりながら眺めるものです」と明るく話してくださいました。
なお、下水道展’19横浜でご応募いただいた作品1,416句の中から、3句が次点（主催者選出）に選ばれました。
第15回 キッチン・バスの日「台所・お風呂の川柳」の詳細は、キッチン・バス工業会のホームページをご覧ください。
【受賞作品（抜粋）】
キッチン・バス大賞
効能は 語りつくせぬ 我が家の湯 （おゆきさん）
準キッチン・バス大賞
キッチンに まずは駆け込む 良い知らせ （汐海 岬）
家族の日・家族の週間賞
母の日も 父の好物 作る母 （三郎）
排水思源ー下水道賞
風呂付じゃあ 無いから止めた 月旅行 （ふうたん）
次点
文明を 地下で支える 下水道 （竹花）
下水道 きれいな海へ つなぐみち （あおい）
ふろそうじ いつのまにやら みずあそび （やまえもん）
【排水思源－下水道賞とは】
「排水思源」は、中国から伝わったことば「飲水思源」に着想を得た造語です。
水を飲むときと同じく、水を流すときにも「源」を想ってほしい－。そんな願いを賞の名前に込めました。
水循環の要である下水道と暮らしの関係性を想起させる作品に本賞を贈ります。
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