昨今、世界的な人口増加や情勢不安、圃場の土壌劣化、気候変動危機など、様々な事象を背景に食料や食糧生産に欠かせない飼料・肥料の輸入価格高騰が課題となっています。2022年、日本ではこれらの課題に対し国内の地域未利用資源を活用した農水産品や飼料・肥料の国産化を推進するあらゆる政策が策定されました。
そんな中、地域未利用資源(バイオマス資源)として注目を浴びているのが「下水汚泥」です。下水汚泥には農作物の生産に欠かせない、有機物(窒素・りん)や有用微生物群が豊富に含まれています。
本会では、日本の食料生産の要である北海道での取り組みをモデルケースに、下水汚泥の安心・安全な農業利用を実現する先進的な技術及び農政・農家からの期待や疑問を共有。全国のBISTRO下水道プロジェクトのさらなる発展に寄与することを期待しています。
イベント概要
➤➤BISTRO下水道シンポジウム
下水汚泥の農業利用推進って、何をすればいいの?
日本の食料生産の要である北海道をモデルいケースに、安心・安全な下水汚泥の農業利用について、
農政・農家・研究者それぞれの視点から、期待や疑問を共有いただきます。
■協力:GKP北海道
■日時:2023年8月2日(水)14:00-16:30
■場所:札幌コンベンションセンター
■定員:150名(先着順・要事前申し込み)
■申し込み:Googleフォーム https://forms.gle/tXUx4WcU32Kk2LNt7
■オンライン配信:予定あり
■プログラム
Seccion1 北海道農業の現状~下水汚泥に期待するもの~(北海道副知事 土屋俊亮氏)
Seccion2 下水道資源の農業利用の普及プロセス~先進地の分析~(東京大学 加藤裕之氏)
Se㏄ion3 下水汚泥由来肥料の特徴(北海道立総合研究機構 上川農業試験場 中村隆一氏)
Seccion4 下水汚泥由来肥料を活用した循環型農業の実現(岩見沢地区汚泥利用組合 峯淳一氏)
Seccion5 総合討論・質疑応答
➤➤BISTRO下水道ブランチミーティング
2023年春、Fビレッジ内に開設された農業学習施設「KUBOTA AGRI FRONT」の見学を通じて、食と農業の課題や解決のためのアクションについて学びます。あわせて、下水道資源の農業利用を実現する最新技術の紹介やランチミーティングを通じて、未来の下水道の有効利用の可能性について意見交換を行います。シンポジウムの講演者(一部)やBISTRO下水道に携わるスペシャルゲストをお招きする予定です。ぜひ奮ってご参加ください。
■協力:株式会社クボタ
■日時:2023年8月2日(水)09:00-12:30
■場所:KUBOTA AGRI FRONT
■定員:30名(シンポジウム参加者限定・先着順・要事前申し込み)
■申し込み:Googleフォーム https://forms.gle/tXUx4WcU32Kk2LNt7
■オンライン配信:予定なし
お問い合わせ
GKP BISTRO下水道チーム team@jyunkansodachi.com
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