第12回(2024年度)GKP広報大賞 表彰セレモニー&セミナーを開催しました

公開日:2025年3月13日

 下水道広報プラットホーム(GKP)は令和7年3月12日(水)、日本下水道協会5階大会議室において、第12回(2024年度)GKP広報大賞の表彰セレモニーおよびセミナーを開催しました。
 参加いただいた団体(受賞団体)は、高槻市都市創造部下水河川企画課、豊橋市上下水道局、新潟法律大学校Gゼミ下水道 Lovers、茨城県土木部都市局下水道課、長生村、熊本市河川課(オンライン出席)の6団体です。第1部の表彰セレモニーでは、小林由夏審査委員と2025ミス日本「水の天使」高坂実優さんより、表彰状と記念の盾(グランプリ、準グランプリ)を贈らせていただきました。
 また、第2部では、2023年度に殿堂入りした堺市の竹田由実氏にご登壇いただき、同市の広報誌づくりや市政アンケート等への取り組みなどについてお話しいただきました。
 第3部は、受賞団体の代表者によるパネルディスカッションで、長岡裕審査委員長および堺市・竹田氏の進行のもと、各プロジェクト立ち上げのポイントや、課題の乗り越え方、プロジェクトの今後の方針や横展開の方向性などについて意見を交わしました。
 当日の様子(動画)は後日公開します。

【表彰団体】
■グランプリ:
 高槻市都市創造部下水河川企画課 「全国初となる「幼児向け下水道出前講座」の開発
                 ~民間企業との協働で挑んだ、子育て世帯に向けた下水道広報~」

<評価のポイント>

これまであまり例がなかった幼児にターゲットを絞った取組であり、親子で簡単に絵本が作れるマニュアルを作成するなど、子育て世代を応援しつつ広報を展開された点を高く評価した。また、デジタル紙芝居のクオリティーも非常に優れている。

<受賞団体のコメント>

この度、グランプリをいただきありがとうございます。幼児を対象とした広報を高く評価していただき大変嬉しく思います。協力してくださった株式会社ガハハの德田社長やいまむらこどもえんの瀧本理事長をはじめ多くの方に感謝です。みんなでアイデアを出し合った結果、幼児にもわかりやすいものができました。

これからも、下水道事業について、発信していけたらと思っています。

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■準グランプリ:
 豊橋市上下水道局「Z世代が発信する下水道広報 ~古い広報を覆せ!~」

<評価のポイント>

Z世代が様々な壁を打ち破りながら進めた取り組みが、下水道広報のコラボ相手として様々な企業などを巻き込むことに成功しており、そのプロセスや結果を高く評価した。動画の出来栄えも素晴らしく、今後の発展性にも期待できる。

<受賞団体のコメント>

この度はGKP広報大賞準グランプリに選出いただきありがとうございました。 今回の取組は、豊橋市上下水道局の若手職員が中心に考え、さまざまな人の協力と理解があったからこそ準グランプリが獲れました。今後も、幅広い方に下水道をより身近に感じてもらえるような企画・情報発信をしていきたいと考えています。次回はグランプリを目指して頑張ります!

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■準グランプリ:
 新潟法律大学校 Gゼミ《下水道広報ゼミ》下水道 Lovers「下水道から広がる環境教育
                  ―Z世代とはじめる廃棄物のない世界へ―」

<評価のポイント>

トレーディングカードゲームはルールの理解が要求されるぶん、広報に用いる素材としてはハードルが高いが、参加者への聞き取り結果にあるように、本取組は深い戦略性を味わう楽しさと共に、分かりやすさも共存している。一層の完成度の向上に期待。

<受賞団体のコメント>

この度は、GKP広報大賞準グランプリに選出していただき、誠にありがとうございます。 『Circular Economy 水 deck』は、下水道をモチーフにしたTCGであり、下水道の持つ可能性や魅力が詰め込まれています。この企画がスタートしてから約3年が経過しましたが、下水道の専門家の方々に、このカードを評価いただけたことを嬉しく思います。私たちは、下水道の働きとその可能性を知るきっかけを作るために、このカードを広めることに取り組んでまいります。

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■継続賞:
 茨城県土木部都市局下水道課「「つながれ!きれいな水を未来まで!」-未来を担うこどもたちへのPRプロジェクト-」

<評価のポイント>

出前講座のパワーポイントに代表されるように、ハイクオリティーの素材を制作し、それを使った効果的な広報を長年継続している点を評価した。全国の手本になる取り組みであり、今後は素材の共有化や横展開にも期待したい。

<受賞団体のコメント>

この度はGKP広報大賞の継続賞にご選出くださりありがとうございます!

茨城県は下水道の整備が全国的に遅れていたことから、県及び市町村が一丸となり、下水道に対する認識の高揚などを目標に、広報活動を行ってまいりました。

特に今回受賞した「茨城県下水道促進週間コンクール」は、昭和52年から行っている取組であり、私たちの継続した取組が評価されたこと大変嬉しく思います。 今回の受賞を励みに、今後もより良い広報活動を行ってまいります。

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■継続期待賞:
 長生村「組織で挑む下水道広報 ~マンホールカードの沼へようこそ!~」

<評価のポイント>

人材不足や予算削減などの厳しい状況下、昨年の準グランプリ受賞を機に、さらに多くの職員を巻き込んで新たな企画を実現させており、今後ますますの発展が期待される。県外からも人を集めるなど、経済的効果が得られている点なども評価した。

<受賞団体のコメント>

この度は継続期待賞に選出いただき誠にありがとうございました。

昨年より更にパワーアップした広報で、もっと楽しく下水道を身近に感じていただけるよう、尽力してまいりましたので、大変嬉しく思います。

また、今回の企画は、マンホールカード収集にご協力いただいた職員の皆様のおかげであり、それには昨年の準グランプリ獲得による期待もあってこそ実現したものであると考えております。改めて、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。 来年度も様々な企画を計画しており、更なる飛躍を目標に邁進してまいりますので是非ご注目ください!ありがとうございました。

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■アイデア賞:
 熊本市河川課「マンガを活用した内水対策(雨水浸透ます補助金等)のPR 」

<評価のポイント>

Kyo」氏が無償でマンガを制作し、提供され、それを活用して継続的に発信されている点を評価した。雨水浸透ますに焦点を絞った広報は過去に応募事例が少なく、本件のノウハウ・アイデア(マンガを通して分かりやすく伝える技術)が同分野に拡がることを期待する。

<受賞団体のコメント>

「あの人は変わっているは褒め言葉」をモットーに連載を続けてまいりましたが、今回、アイデア賞 として独創的な取り組みを評価していただけたこと、大変嬉しくお思っております。これからも、市民の皆さまへ広くPRしてまいりますので、「ますのすけ」たちの活躍にご注目ください (放課後マンガ家「Kyo」)

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