令和4年11月2日(水)、東京都千代田区の日本工業倶楽部で第18回 キッチン・バスの日「台所・お風呂の川柳」(主催:キッチン・バス工業会)の表彰式が行われました。
GKPはこの川柳大会に参画しており、下水道と暮らしの関係性を想起させる作品に贈る「排水思源-下水道賞」を設けています。
今回、開催窓口に寄せられた作品の総数は6万962句(うち下水道展での応募227句)。その中から、キッチン・バス大賞をはじめとする24の句が表彰されました。
排水思源-下水道賞には、安彦健斗様の作品「拭きもせず あぶらを流す むこうみず」を選出させていただきました。この句には、「流す先である下水道への影響を考えてほしい」と訴えかける作者の想いが感じられます。また、むこうみずの「見ず」と「水」をかけたところも秀逸です。
今回は、下水道展の会場に設けた特設コーナーで227の句が投稿されました。安彦氏の作品もその1つで、ほかには「あたり前 そうじゃないのよ 水道水」(ペンネーム:田沼)が日本バルブ工業会賞を受賞、さらに1句が優秀賞、4句が入賞を果たすなど、下水道展から素晴らしい句がたくさん生まれました。
今回受賞された皆さまに改めてお祝いを申し上げますとともに、ご応募いただいたすべての方々に感謝の意を表します。
◇排水思源-下水道賞
「拭きもせず あぶらを流す むこうみず」
◇作者である安彦健斗様のコメント
下水道展の会場に設けられた特設カウンターでスタッフの方にお声掛けをいただき、不慣れながらも川柳づくりにチャレンジさせていただきました。キッチン・バスと下水道の関係として、真っ先に頭に浮かんだのが「油」です。下水道管の詰まりなどの原因になる油について、排水口に流さない心掛けと注意喚起を表現してみたのですが、思いもかけず受賞のお知らせをいただくこととなり感激致しました。本当にありがとうございました。それと余談ですが、「排水思源―下水道賞」という名前が素敵だと思いました。
<その他の主要な表彰作品>
◇キッチン・バス大賞
「キッチンに ガスも小麦も ある平和」(テクノボー)
◇準キッチン・バス大賞
「リフォームし キッチン・バスと 呼ぶことに」(なまはげ)
◇家族の日・家族の週間賞
「バスタイム 泡のビキニで はしゃぐ孫」(とみちゃん)
◇暮らしの安全・省エネ賞
「ばあちゃんと 歳が同じの 鉄の鍋」(わが家のマイスター本部)
◇豊かな住生活賞
「湯船とは ヒト専用の 充電器」(ミッドフィルダー)
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